ピアス。 [つれづれ]
わたしが耳にピアスの穴を開けたのは20歳のとき。
「どっこも無事に産んでやったのに!」と親に叱られた。
その後、
「あんたの真似をして開けちゃったじゃないか」と叔父にもチクリされた。
叔父の娘、つまり従妹がピアスの穴を開けたらしい。
んなこと言われたって……ぐすん。
いま、ほとんど無職なので自室でなにもしていない。
なんやかやとやることはあるけれど、まあ、なにもしていないのと同じ。
で。
長いこと化粧もおしゃれも、あ、ピアスもしてないわっ、と気づき、
2、3日前からピアスを再開。
開けてからもう30年だから穴は外皮になってしまって簡単にふさがらない、
だろうけど、なんかね、ふさがっちゃったら嫌だなって思って。
わたしのピアスホールは、左の耳に2つ、右に1つ。
ちょこんと留まるちいちゃなのは、左に同じデザインのを重ねてつけて、
右に違うのを(自分なりに関連付けたものを)1つつける流儀。
こういう大きいのはちゃんと左右につけるよ。
そいや。
20歳でピアスホールを開けようと行った皮膚科で(当時は皮膚科だけだった)、
「左に2つ開けたいんです」というと、
え? 本気? ……てな反応をされた。
「え、こんなちっこい耳たぶに2つも開けられんのかよっ」って感じ。
そいや、そいや、コンタクトにしようとしたときも(25歳くらいだった)、
「あなたの眼にはソフトレンズは入らないかもねー」と医者に笑われた。
ふーんだ! 耳たぶも眼もちいさくて悪うござんしたねっ・怒。
わたしは自室作業が基本のフリーライターだから、目下の環境の
半分くらいは日常と変わらない。それでも、内心でハラハラしている。
自室にいて原稿を書かない日常は、やっぱりまったく違いのだからして。
ぷーのわたしでさえそうなのに、
やったことのないリモートワークとか、ほぼ強制休暇とかに
なってる人たち、本当に、もぬっと、キリリと、ふんがーと、なると思う。
半分しかわからないわたしではあるけれど、
日常を忘れないでいよう、生活リズムをいまなりに作っていこう、
がんばりすぎない、がんばりすぎないって、応援として言いたいと思った。
そして、日常の何倍も忙しくなっている人たちに感謝をささげる。
わたしの場合、化粧はせずとも、ピアスはする・笑。
そこに、日常が宿る。
2020-04-17 12:55
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