匂う。 [ぐだぐだ]
広く野生化もしているというオシロイバナ。
日本に入ったのは江戸時代だそうです。
その名の通り「おしろい」の香りがほのかにするそう。
初夏くらいかなあ? 路地を歩いていて、
お、なんか香ると、足を止めてオシロイバナを鑑賞したものです。
密閉空間でなければマスクを外そう。
あくまで自分の指針で思い立ち決めました。
もちろん、新コロのことやワクチンのことをテレビ以外、
ワイドショーやニュース以外で学んだ結果です。
各種の資料や、書籍、人々の解説を基にして。
つまり屋外ではありのままの空気を吸います。
ええっと、ああ、世の中は「匂い」に満ちていたのだなあ、と。
改めて気づきました。
初夏の匂いがする、アスファルトの匂いがする、排気ガスもちょっと。
都会の匂いがする、人の歩く匂いがする。
マスクの飛沫拡散防止?のうんぬんもありますし、知っていますが、
わたしは大人になって帯状疱疹も経験しているため、
マスクは苦手です、痒くて臭くてたまらない。
ま、臭いのは自分の息なのだろうから自分のせいだけど・爆。
人間ごときが「神の領域」に踏み込むことが以前から受け入れられない。
たとえば、細胞の再生とか、男女の産み分けとか、延命とか。
宇宙開発とか。
嗅覚は、
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中でもっとも信用できる。
わたしはそう思っています。
なぜなら、
ほかの感覚は左右の経路をたどって届けられる、つまり、
右半身の受容は左脳で、左半身のは右脳。
けれど。
嗅覚だけは交差ではなく直線的な経路で脳に到達します。
あ、この香り、なんだっけ・・・?
苦しいような、甘いような、切ないような、腹立たしいのになつかしいような。
そうして、それから、ああ、これは前の男の好んでいたパフュームだ、と。
具体的な記憶がよみがえるのです。
香りの記憶に対する責任は重大。
ずっと、信じていることのひとつです。
匂いのない世界は味気ないです。
うちの父親は嗅覚を病んで楽しみが失せたと言います。
だのに、嗅覚を失っても障害者にはなれないのだそう。
なれない、のです。
なんだろう、そんなに嗅覚って軽んじられるものなのかなあ。
匂いの、記憶に対する責任は重大、です。
匂いがなければ愛のやり取りとか性交渉もつまらないのですって。
そーかもなー。
マスクを取って、ああ、匂いがする、と。今日ちょっと感激しました。
2021-05-23 19:11
コメント(2)
匂いは大切ですよね。
私も職業訓練の調理の講師の時は、活字ばかりではなく、自分の五感をフルに使って覚えてね!って指導します^_^そういう私も匂いフェチですし笑
by 小西一成 (2021-05-23 22:37)
お料理はまさに五感の塊ですね。五感が集まった直感ってやっぱ信じられます
by AKIRA-alice (2021-05-24 09:57)