右とか、左って、なんですか? [つれづれ]
先日、「ゴリゴリの右翼」と評判の会に初めて参加し、
な、なんと、講師を務めました。いや、5名ほどの講師の末席です。
右翼とか、左翼とか、なんですか? ・・・よくわかりません。
現代において右と言われるのは「いにしえからの守るもの」でしょうか。
平たく言えば、天皇とか国体とか、ぶっちゃけ歴史の賛美とか。
保守。保守がなにを意味するのか輪郭はよくわかりません。
対して左は、リベラル。リベラル( liberal)は、
「自由な」「自由主義の」「自由主義者」などを意味する英語だそうで、
政治思想の分野では主に、 リベラリズム(自由主義)やリベラリスト(自由主義者)を
指すそうです。先へ先へと行く発想でしょうか。
この会に参加する運びになったのは、とある人生の先輩から、
キミのプレゼンはおもしろいから発表してみてよ、という、
あまり硬いものではありませんでした。
あ、そうっすか、でしたらやらせていただきます、と。
軽い、というと悪いかもですが、いやあ軽い好奇心からです。
だって。
こんな経験、無いですよ・・・。
参加してみて、中には「そーなんだねー」はありました。
どんな話に対しても「憲法改正」とか「自衛隊」とかに固執するご意見。
申し訳ないけれど、会場のどれだけが聞いているのかわかりません。
いや、反対はされました、「好奇心でも近づくな」と。
理由は、「だれがなんの目的でキミを利用するかわからない」と。
でも。
そもそもわたしに「利用する価値」なんてあるのでしょうか。
もしも「利用価値」があるなら、むしろ稀有ではないでしょうか。
そんな中、「やらないうちに可能性を潰すのはいかがなものか」と、
問うてくれるご意見もありました。
わたしは、それがほしかったのではないかと思います。
試さずしてなんの反論もあろうものか、と。
だいたいわたしはなんの専門家でもない。
思い立って地元の呉を探り始め、大きな壁に幾度もぶつかり、心身を病み、
それでも食らいついてなんとかここまで来た、そんなチリの存在。
わたしが軸を据えていれば、なにが来ようともぶれないはずでしょう?
そこを試す挑戦だったかもしれません。
いや。
いまも。
右も左もよくわからないし、自分がどちらに在するかも知りません(笑)。
思うのは、右とか左で決着しようってナンセンスだな、ってこと。
まあ、いわゆる「右か、左か」は基本知識として抑えるとしても、
いずれにしてもナンセンスです。
大きな視点を持てれば良いなあと、もっと若い頃に気づきたかったなあと(笑)。
どうもわたしは、「呉だし、戦艦大和に詳しい」みたいに言われる。
でも、ぜんぜん詳しくないです、ご存知の通り。
別段、軍隊とか戦艦とかにマニアな知識を欲しているのではない。
ただ。
あの戦争はなんだったのか、反省すべきはなんなのか、主張はなにか、
史実は、真実は、どうなのか。
そこが知りたいと思うだけです。
いまと、あすを、もしも生きるなら、生きるために。
自分の命に小指ほどの執着もありません。いま、ふっと、
消えてもぜんぜんかまわないし、実際、消えたいと思います。
同様に、自分が生きた証も残したいと思わない。
そもそも、いなかった命でも、人間でも、かまわないのです。
それでも。
「これがわたしの生きた証なのね」と、わたしが書いたものに
こころを添えてくれる方がおられると、尊く、有難く受け止めるのです。
ありがとう、ありがとう、会えてうれしかった。
話してくれて、うれしかった。
あれ、なにが言いたかったんだっけ・苦笑。
ま、取り急ぎ、勝兵塾はそーんなにわたしにビビッドではないです(笑)。
経験値として幸いだったということです。
想いは、もっと、自分を生きることに向き始めました。
これは、長生きしたいというアレではなく(笑)、いまの話です。
いまここに在るなら、そうなんだなと、言うだけです。
そうそう。
わたし、女子の武士道、というものに目覚めました!
女に生まれてラッキー!を見つめていきます。
うふふ。
2020-11-20 21:09
コメント(2)
丸古玲子様、極めてliberal、日本人、日本女性として自然体な方と思います。誰でも生まれ育った故郷はあり、両親、祖父母も~~同じで故郷を知る事は思想、心情との関わりは薄いと思います。ただ、時代は変わり家庭においても団塊時代の子供が子供を持っ親となっています。家庭環境、指針はあるでしょうね。私は丸古玲子様の意識に共感している一人です。応援しています。
by 地方人 (2020-11-22 18:23)
地方人さま、いつもありがとうございます。無我夢中でやみくもなこのちいさな存在にお心添えをいただき、感謝。たおやかで柔軟なliberalでいたいですね(笑)。他を攻撃する存在ではいたくない。おっしゃる通り、学ばなかった(学べなかった)者が親になって老いていく世代を迎えています。女子の武士道を学びゆく中でまたご報告いたします!
by AKIRA-alice (2020-11-22 19:00)