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新月に、MOON。 [タロット]

今宵は新月です。
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月の動向はカレンダーでチェック。

たまにタロットを引きますが、本日はたまたまMOONのお出まし。
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MOONのカードは非常に難しいのですが、
わたしは、好きです。
これが出ると、未知のことへと動かねばならないのだと、
気づかされるから。
これまで幾度かチャンスはあっただろうに、踏み込まなかった領域に、
いまこそ行ってごらん、と、やさしく促される。

まあ。
本来は、まったくやさしくないのですが。
気分的に「やさしく促される」と認知して、だからやれるのだと。

こういうものに半信半疑、好き嫌いもあるでしょう。
しかし、わたしは、いろいろ勉強してきた中で、タロットだけは、
なんだか不思議と身近にあるのです。

わたしが使っているのは、トート版、あるいはクロウリー版と
呼ばれるもの、メジャーではないけど、ままあるカードです。
最近は個人の好き勝手にカードを作る人も多いようですが、
古来の伝統を継ぐものを使うほうが良いと、個人的には思います。
クロウリーはマイナーならがら古来のものです。
一般的なのは、ライダー版でしょう。
ライダー版からの派生は多くあります。
あるいは、マルセイユ版もメジャーですね。
わたしはライダー版もマルセイユ版も持っていて、やりますが、
やはり、クロウリー版がよいですね、個人的に。

MOONは、月、という名の通り、自分の無意識に入らせるカードです。
無意識は、未知の領域。
未知を怖がらなくてもいいんだよと。言い聞かせるがごとく。
たまにこうして向き合うのは、良いですね。

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エンジェル・フライ。 [タロット]

まっこと久々にちょいスピ?な。
わたしの作業デスクの上にはずっと、
塔のクリスタルクォーツと、大天使ミカエルのイコンを飾ってるのだけど、
今日、なんでか思い立ってフローライトを足した。
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グリーンのがフローライトね。

このクリスタルクォーツは、いっとう最初に購入したクリスタル。
むかしはハマったなー、いっときして、必要なコ以外は地球に返したけど。
これの別名は『エンジェル・フライ』天使の羽根。
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よくよく見るとですね、内部の折り折りが、光によって虹に見える。
重なり合った部分が「天使の羽根」のように見える。
ちょっとスモーキーがかっているかな。
不均等な六角形のこのコをくるくる回してその日の気分で。
見える虹とか折り折りとかを変えるんです。

天使の羽根、とかいうと、「ランドセルのCMかっ」だけど・苦笑。
あえて「エンジェル・フライ」なんだねー、そこは、わたしとしては。

昨年体調を非常に損なった際、背中にまるで羽根のような蕁麻疹が発症。
本当に、背骨を中心に、左右の肩甲骨辺りまで赤く広がった地図。
2度、ありました。2回、生えた。
あれはびっくりしてショックだったな、ただ、
「羽根みたいじゃん」と思うことで、乗り越えた。

今年はおかげさまで?大きな症状は出なくなった。
ちいさいのはときどき、手とか指先とかに限るから、
日常生活のほとんどに影響はない。本当に有難い。セーフ!

うちのフローライトはちょっと色が濃いねー。

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久々カードも引いてみた、数個の質問に数枚、バラバラに置いたから、
わかる人が見てもわからないはず・笑。
だよねー、わかっちゃいるけど・・・のなかにも、
そっかー、そうだよねー、と。
明日からのちょっとした気持ちの切り替え。

厳しそうなカードもあるけど・笑、読み方を間違っちゃダメよ。
これは、自分を客観視する作業。


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WANDS(ワンド)とSWORDS(スウォード)。 [タロット]

ちょっと久々にタロットのこと。
もう10年ほど前になるのかなあ?
タロットを修得して以来、人を見てあげたり、自分を見たり、
ときどきザザッとカードを開きます。

自分で見ると、都合のいいように解釈するから難しい、とか言われるけれど、
わたしはたぶんあまり都合よく解釈しません。むしろ、
自分に厳しく読みすぎて自滅?しないように気を付けるほうが大事。
これは、ほかの人を見るときも同じで、不必要に辛く読むことはないんです。
ただ素直にカードのメッセージを聞き取ること。
カードにはココロが映し出されますからね、自分のココロに素直に耳を傾ける。
この素直、ってことが、実は一番難しかったりしますもんね。

タロットカードはぜんぶで78枚。
うち、22枚が大アルカナ、56枚が小アルカナ。
小アルカナには、「ワンド」「スウォード」「カップ」「ディスク」4組があり、
「ワンド」は火、こん棒で表現、おおもとの魂(スピリッツ)を示す。
「スウォード」は風、剣で表現、思考を示す。
「カップ」は水、器で表現、感情を示す。
「ディスク」は地、コイン(お金)で表現、現実を示す。

ぜんぶをまぜこぜにして引くので、たいていバラバラに出てきます。
でも、最近、ある一つの組のカードが畳みかける出方が続きました。

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ワンドだらけ。

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スウォードだらけ。

ワンドだけらってことは、「おおもとの活力からなんとかしなさい」なこと。
スウォードだらけってことは、「ちゃんちゃんと考えなさい」なこと。
(もちろん、スウォードには「考えるな」を伝えるカードもあります)

うーん。わかりやすいような、逆に迫力ありすぎるような・笑。

上の結果は、それぞれ違う質問で出てきたものです。
だから、生活(人生)のある面(たとえば仕事)では活力を、
別の面(人間関係)では思考を、もっともっと活性化させたほうがいいという。
普段、自分の人生を分割して考えることはないから、
そう言われても……ってなるかもしれない。

わたし、そんなに器用じゃないし・笑。

でも、ですね、たまには立ち止まって、人生をいろいろな切り口で眺めてみる。
一つの切り口を「ワンド」していくと、
「スウォード」の部分がひょいっとやりやすくなることもある。
この連動が、なかなかおもしろい。

とはいえ。

いま出ている「ワンドだらけ」と「スウォードだらけ」の切り口は、
これからが正念場。
おもしろい連動だったわあ!……となるよう挑戦です。ふう。
ふぁいつっ。



デス(死神)。 [タロット]

自分はスピ系じゃない、と言った舌の根も乾かぬうちですが。タロットの話。

タロットを習ってから10年近く経ちました。
初めからタロットに興味があったわけではなく、最初は、
「オーラソーマ」というイギリスで誕生したカラーセラピーから入りました。

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うちのボトルたち。上下二層に分かれているのが特徴。
上が表層心理、下が無意識のエリア、ということですね。
日焼けか、劣化か、ケミストリーか、ずいぶん色が変わったボトルもいます。
アルケミーボトルと呼ばれます、錬金術的変化があった、ってなとこです。

いちおう、人を見て差し上げられるところまで勉強したんですが、
いまは、オーラソーマはやってません。……なんか、わたしには定着しなかった。
当時、オーラソーマを主とするカラー、風水、クリスタル、数秘、レイキと、
それ系の全体的底上げってことでザザッと学びました。
タロットも、はじめは、オーラソーマを理解するためのものでもあった。

いまとなっては、わたしに残っているのは、その、
予備知識として始めたタロットだけ。人間っておもしろいなあ。

なんかね、距離感がいいんですよね。

直感がものをいうのではなく、視覚的メッセージがしっかりしている、知識的である、
論理的であり、同時に想像力が広がるなど、タロットの魅力は深く非常に技術的です。

このところ、『デス(死神)』がよく出ます。
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簡単に言うと、「わかっちゃいるけど、やめられないっ、あっ、こりゃ」。
……ずいぶんハイテンションに訳すと・汗。

タロットで『デス(死神)』が来ると、「怖い~」なんて言われます。
間違ってます、ぜんぜん怖くはないです、怖く、は。
怖くないけど、大変ではありますね。わかっているのにやめられないんだから。
でも、「古いものから自由になる」チャンスなんです。

似て非なるものに『タワー(塔)』。これ。
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すごいですね!大迫力!ガオー!!
『タワー(塔)』も「怖い~」と言われるけど、いっそせいせいする。

うーん、たとえば。知人でこんな例が過去にありました。

彼女は、生まれたての赤ちゃんを抱っこするのが怖くてずっと避けてきました。
しかし、親しい人に生まれてどうしても触ってみたくて思い切って抱っこしたら、
抱っこ恐怖から、いきなり、赤ちゃん抱っこの名人になったんです。

彼女に『タワー(塔)』が起きたんだな、と、そばで見ていて感じました。
抱っこは怖い、という彼女の中の定説がガラガラ崩れ落ちた。
崩れ落ちるのは怖い、けど、崩れ落ちるのを許したから、新しい自分がやって来た。

もし、彼女が思い切らなかったら、『デス(死神)』だったでしょう。
抱っこは怖くないよ、大丈夫だよ、と言われて「わかっちゃいるけど」、
抱っこは怖いという定説を「やめられない、あ、こりゃ」のまま、だから。

『デス(死神)』が嫌いなじゃないんで、誤解なきよう。
「やっぱりねえ!」とむちゃくちゃ納得させられるカードです。

手放す恐怖のプロセスをくぐっているところ。
恐怖は、それ自体が怖いのではなく、恐怖から逃げることで起きてしまうこと、あるいは、
逃げたことでなにも起きなかったことが、本当の恐怖。

『デス(死神)』なのに、このカードを見ると、
生きているんだねえ、わたし!と実感する次第。

アイオーン(永劫)。 [タロット]

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今年の残り2週間ほどをどんな風に過ごせばいい?
……てなわけで、タロットを引いてみました。
「カレントライフ・リーディング」といういまの人生全体を見渡す方法で、
写真は一部です。本当は全部で13枚引きます。
通常はこの引き方はあまりやりません。カード数が多くて情報が多すぎるから。
「結局、どうしたらいいの?」「なにが起きてるの?」ってなったら意味がない。
13枚を読み込む時間と覚悟(準備?)のあるときにやるといいですね。

で、結果。

ほほう……、渋い。

なんだか渋い展開です、でも、ものすごーくわかるカードがいっぱい出てる。

ざっくり読むと、「問題だと思っていることは(自分でこねくるような)問題じゃなく」、
「問題だと思ってない(見逃したい)ことに問題意識を持って取り組みなさい」的な。

渋いでしょ・汗!

お、「ムーン(月)」も来たじゃないの。
以前のブログ【つれづれ】「ムーン(月)」ご参照ください★

タイトル「アイオーン(永劫)」は、写真右奥のちょっと飛び出たカード。
遙かな見通しとか、再誕とか。こういうとちょっと難しく聞こえるかもですが、
行き詰って見えたものが、ひょっと、まだまだ未熟ながら新しく生まれ変わる、
そんな瞬間を味わうこともできるものなんです。

ずいぶん昔ですが、とある南の島で「アイオーン」経験したことがあります。
自ら手を挙げ、信号もコンビニもない南の島に仕事で1カ月ほど滞在。
自ら手を挙げ行ったのに、あまりの孤独と無力にさいなまれて泣きました。
と、見上げると満天の星。信号もコンビニもマックもない島だけど、
緑と海と鳥の聖地と空は宇宙規模的にある。泣いているわたしを星空が見下ろしている。
それに応えるようにしてふわりと星空を仰ぎ、「なんてちっぽけなんだわたし」と。
いきがって生きていた時代、ちっぽけな自分を、孤独な自分を、エゴだらけの自分を、
星空の視点で見ることが出来たような気がした。
「ちっぽけなんだからいいんだよ、それでいいの、ちっぽけなだけ、やればいい」

たぶん、あれが、「アイオーン」だったのではないかと思うんです。
その後に劇的にわたしが成長したかというと、そうではありませんが、すくなくとも、
それ以前よりは正直になっていったんじゃないかと思います。

クロウリーのトートカードの「アイオーン」には、宙の女神が描かれています。
女神の下には、まだ指を吸うような子どもが描かれています。そういうこと、なんです。

うーん、そういう時期、なんですね。
今年は、本当に濃い濃い時間でした。もちろん、
来年も、もっと濃く濃くする予定です・爆!


ムーン(月)。 [タロット]

わたしの特技は、いちおう、タロットカードを読むことです。
使っているのは、アレイスター・クローリーという人が監修した「トート・カード」。
世の中にはいろんな種類のタロットカードがあるけれど、わたしはこれが一番好き。

わたしのタロットリーディングは、いわゆる占いではありません。
自分の中にあるごちゃごちゃした形を作れない感情や考えをカードに映し出し、
自分のことではあるけどちょっと客観的に観察したり作業したりするもの。

えーと。

たとえば。

「わたしの恋愛運は?」は、聞けません。
「恋愛したいんだけどどんな風に取り組めばわたしは恋がつかめる?」なら、聞けます。

78枚のカードは、
「あなたが人生で逢うべきあなた(わたし)の中の78人の友人」とも言われます。
そのときそのときの状態に添って、78人の友人のだれかがアドバイスしてくれる感じです。
友人に「わたしの恋愛運は?」って聞かないですよね?
「しらんがな」と言われるのがオチです。
「そもそも恋愛したいの?」と切り返されるかもしれません。
リーディングをする前に、そうした“そもそも”や、
“内心どうなってほしいか”のところを、わたしは大事に会話します。
会話の中から納得いく質問を作ること自体が、結構大事だったりするんですね。
そして、なにが出ても、カードに、いいも、悪いも、怖いも、ありません。


もちろん、自分のためにもタロットカードは引きます。

「この仕事を、お相手にも自分にも納得のいくものにするために」とか、
「いまのあの人と自分のバランスは」とか。
人との相性というのは、こうこうこういうものです、で、終わるものじゃない。
お互い生身の人間。そのときどきの心身の状態や環境で、関わり方は五万と変わる。

で、タイトルの『ムーン(月)』。

タロットには『ムーン(月)』のカードもあって、わたしはとっても好きなんですね。

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月は無意識の象徴としてよく使われます。女性の神秘的な面とも縁が深い。
タロットの『ムーン(月)』も、無意識、神秘、不可知などがテーマです。
簡単に言えば、「知らない、ということを、知る」みたいな活動・作業になります。

最初は、『ムーン(月)』をやるのがとっても難しかった。
でも、あるとき、一晩で、わかった。

過去の一時期、カラーセラピストとして活動していたとき(いまはカラーはやってません)。
イベントで参加した先の営業マンの男性が、色の知ったかぶり知識を披露したので、
なんとなくカチンきて「色のこと知らないくせに」的に言ってしまったんです、わたし。
(ずいぶんといきがっていた時代です・恥)
でも、言った直後、どうにもこうにもいたたまれない感情に襲われまして。
で、その夜、「今日の出来事はわたしになにを言っていたの?」とタロットに聞くと。

出ました、『ムーン(月)』。

無意識の領域です。わかるようで、わからないとろこの部分です。
でも、そのときはすっくとひらめいた。
「あ。色のこと知らないのはあたしのほうじゃない?」。
そこを自分に認めると、ぱぁぁぁっと視界が開けた気がしました。
翌日、朝のあいさつと共に、その人に、ごめんなさい。前日より親しみがありました。

とはいえ、顔も名前も思い出せないほど、いまは疎遠ですけれども。

タロットを読むには直感が大切だけど、ある種の技術です。経験でもあります。

おもしろいですよ。タロット。

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