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きょうはなんの日。 [つれづれ]

祈りウサギ.png
77年前のきょうこの日の正午に昭和天皇によるポツダム宣言受諾の報告、
つまり「日本は武器を置きます」というお言葉が発されました。
毎年正午にはテレビの報道にあわせて黙祷。
そいや、昨日、あるお店で若い店員さんと話ながら、
「あれっ、今日は何日? え、15日じゃないよね、焦った!」と、
日付を間違えていたのを口にしたら、「ん?(なんで?)」てな顔をされました。
うーん。

『呉本に』で音戸高校に取材した際、「8月6日9日11日は全国区ではない」という
なんとも歯がゆく情けない話になりましたが、ほんと、その通りです。
全国区の郷土の忘れ難き日付ではなくなっている・・・。

で。
ふと、今日という日は日本では全国区であり続けてほしいわけだけど、
世界ではどんな認識なんだろう(・・? と思いまして。
というのも、エレベータについているニュース画面に、
「プーチン(ロシア)と金正恩(北朝鮮)が祝電を送りあう、
てなテロップが出て、はぁ!?とおったまげたもので。

今朝のニュースの真相は、
「北朝鮮の「祖国解放記念日」の15日に合わせ、
金正恩朝鮮労働党総書記がロシアのプーチン大統領と祝電を交換したと報じた。
両首脳は関係強化で一致した。」というもの。時事通信。

8月15日は、朝鮮半島にとって、南北ともに「解放の日」らしい。
ちなみに韓国(南)では「光復節」。こうふくせつ、と読むらしく、
なんだか日本語耳には複雑な気持ちになります。

先の大戦に参加した欧米諸国では
(日本と敵対した連合国(アメリカ・イギリス・フランス・カナダ・ロシア))、
日本がアメリカ戦艦ミズーリ号上で降伏文書に調印した9月2日が終戦記念日。
それでいうと、日本も、国家としては9月2日なのでしょうね。

ロシアと北朝鮮の祝電のしあいはイヤーな感じだけど、
【どの視点に立つか】でまったく見え方は違うんだよなって、改めて、
思わされます。

きょうの岸田総理の式辞に「再び戦禍のないように」的な文言があり、
わたしは引っ掛かりました。なぜって、
いま、実際に、世界には戦禍に直面する土地と人々があるのだから。
日本だけがいいってのはどうなんだろう、と同時に、
別段わたしはグローバリストではないので世界人類とか思わない、だけど、
やっぱり、ひとつ地球上で殺し殺される日々が現在進行形なのに、
ちょっと配慮が足りない、視野を広げ切ってない、その場しのぎ、
慣例に倣うまま、そういうマズーい気持にもなるわけです。

ただ、祈るしかできないけれど。

精いっぱいに同じ風景に立てるように眼をとじる。

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