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夢の中で悪と戦う。 [ぐだぐだ]

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よく夢を見る、というか、正しくは、よく憶えている、ですね。
最近テレビのフツーのCMでマウスピースを宣伝していたりするので、
そう珍しいことではないのでしょうが。

わたしは幼少のころから歯ぎしりが酷いらしい。
はじめて表に出てきたのは遅ればせながら10年くらいのもので、
こりゃ虫歯だ!と痛みに駆け込んだ歯医者さんにて、
「虫歯はたしかにそうだけど、歯の摩耗のほうが気になります」と。

先生に言われ、歯ぎしりにより歯が磨滅していることを知り、
ほとんど強制的にマウスピース常用者になった。

むかし。

学生のころ、劇研(演劇研究部)の後輩男子がある日、
頬に不可思議な擦り傷を作ってきていたので、
「もんた(もんた&ブラザーズのもんたに似ていた)、あんたどうしたの」
と聞いたら、
「なんかね、夜中に夢で悪と戦っているらしいです・苦笑」との返答。
本人も知らないうちの頬の擦り傷だったらしい。

ほー。

しかし、なんかわからんでもない。
と、いうのが、いま現在の自分の歯ぎしりなのですな。
心地よい夢というのはほとんどないです、なんでこの人が出てくるの、
しかもなんでここまで変ちくりんなことしてんの、というばかり。
それで目覚めてマウスピースが不快で仕方ないのです。

寝る前に装着する際もかなり不快です、あまりの不快さに、
口の中でもぐもぐしあげてペッと出したくなる。
まあ、それは、ソフト素材だからできたことで、このたびの新作は、
数年ぶりにハード素材となりました。

「これでも早々に穴が開くようならもっと分厚くするかないよ」と。
イケメン歯科医師(とはいえマスクの下半分は永遠に不明)に諭され、
「穴が開かないように祈ります」としか答えられんですな。

マウスピースは本当に不快です。
けれど装着せずにいて目覚めてあごとかいろいろ疲れているより
マシなだけのものです。
これでも穴が開くようなら、骨格を調べてもらうしかないっすね。

アーメン。

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