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治るまでで3週間〜1ヶ月ほどかかります。 [ぐだぐだ]

うーん。
自覚の上での二度目の帯状疱疹。
朱描鍾馗(しゅがきしょうき).jpg

●細菌は「生物」であるといえます。
●ウイルスが生物であるかどうかは研究者によって意見の別れるところです。
しかし「生物である」といい切れないことは事実です。

・・・なのだそう。上記はググった引用です。

ところで帯状疱疹は「帯状疱疹ウイルスが原因」だそうで、
いま流行の「ウイルス」かー、と。
二度目です、大人になってから。

冒頭の絵は「朱描き鍾馗しゅがきしょうき」さまの絵で、葛飾北斎。
鍾馗しょうき様とは、天然痘を防ぐとされた方だそう。

満開の 毬谷.jpg
これは、野田秀樹の「NODA・MAP」野田地図、
『偽作・満開の桜の下』初演から、野田秀樹と、毬谷友子。
坂口安吾の「満開の桜の下」と「夜長姫と耳男」をモチーフにしたもの。
初演版も、2020年?の再演版も視ました。

「ええ、鬼と共に生きていました」。
そんな台詞が終盤に出ます、まるでモノローグで、
耳男とか夜長姫の台詞ではないです、まるでト書きで。
けれどその言葉がわたしには当時からひどく響いた。

ええ。
鬼と共に生きていました。

鬼は、鬼として生まれたのではありません。
「鬼」と指をさされるから「鬼が生まれる」のです。
まるで。

天国を正当化するために「地獄」が生まれ「悪魔」が誕生したように。
悪魔は、堕天使であり、生まれながらの悪ではないのです。

いま。

ウイルス騒動で世界はひっくり返っている。パンデミック。
そんなとき。
わたしは「ええ、鬼と共に生きていました」の台詞をどうしようもなく、
脳に堂々巡りをさせている。
鬼と共に、わたしは生きたいと思う。思うだけじゃなく、
実際、生きたい。

そりゃ恐ろしいでしょう、夜道に得体のしれない気配なんて。
けれど。
それでもわたしは鬼と共に生きたいと願います。
ウイルスを敵対視するのではなく、取り込んでわが養分にし、
友人として共に生きる。それじゃダメですか?

わたしは、鬼と共に、これからも生きます。



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