提灯記事は書きたくない。 [ライター仕事]
2020年が明けました。
新年あけましておめでとうございます。
今年もなにとぞ、ご愛顧を賜れますよう、よろしくお願いいたします。
新年あけてもひまなので(家人が恒例の一人海外旅行で不在)、
のんびりしたり、悶悶としたり、寝たり、呑んだりの自由時間を過ごしています。
幸いにも、年明け一番に、講演のお話をいただいたので、
資料作りをしながら、自らを振り返るというか、
「いったい、わたしは、なにがしたいんだ!?」と向き合えています。
そんな中で。
ひとつ思ったのが、「できれば提灯記事はあんまり書きたくないなあ」
ってこと。
ご存知のように(?)、わたしはなんの権威もない一塊のフリーライターです。
ご依頼いただいた媒体に、ご依頼通りの記事を書きます。
いつぞや、書いても書いても基本直される媒体があり、
「辞めたいんだけど」と申し出たら、
「望まれることを汲み取って書けるのがプロ。個人的表現は要らない」
的なことを言われ、その場では「はあ、はい」と納得したふりを見せたものの、
ぜんぜん納得いかず、結局、出社拒否的にその仕事はおりました。
別段、「わたしに表現させて、わたしの表現は素敵だから」なんて
主張するつもりはさらさらありません。そんな偉そうな人間じゃない。
そんな淘汰された書き手ではないし。ボキャブラリもすくないし。
けれど、指示されるままに(個人的意図とは別に)書いて、勝手に直され、
それで「丸古玲子」のクレジットを載せてもらったところで抵抗感はあります。
「これ、あたしが書いたんじゃないから」。
言いたい。
つまり、提灯記事は書きたくないってことです。
もし、提灯記事なんだねえとわかっていても、すこしでも共感をもよおせば、
進んで書きます、芸能系の記事なんてそういうのが多いもんね。
このげーのー人をわたしはよく知らないけれど、逢えば好感が持てたし、
だから彼らの作る芝居に期待したいし、で、そういう方向性の記事は書ける。
長年フリーライターをやっていると。
好むと好まざるにかかわらず、会得するのです、筆の腕力を。
わたしはとくに、筆の腕力が強いほうだと自認します。
「こんな風に書いてほしいの」と言われれば、ぐいっと、力づくの筆でそうできる。
しかも、読み手に違和感を抱かせず。
きっと、すくなからずわたし自身に「惚れる」ということが起きているから。
一塊のフリーライターも、虫けらではないので。
かつて、「あなたなんて、わたしの小指よ」と言われました。
わたし(その人)が小指をちょいちょいするくらい簡単に切れる、ってことです。
また、「あなたの名刺は要らない、わたしのを渡すのがもったいないから」とも
言われたことがありました。結構、年季を重ねてからです。
頭になにも浮かびませんでした。わたしは虫けらか、ホコリなんだと。
わかっているので、とくになにかを感じる隙間がなかった。
ただ。
一緒にいた人が、まったくわたしをかばわなかったことに、限界を知りました。
えとと。
新年からなにをほざいているんだと、お思いですか?
いいんです。これが本年のホコリ → 誇りへの昇華です。
でもね、書くよ、いくらでも書きます、望まれたこと。
わたしは観察眼がたぶん鋭いほうなので、気づくんです。
こう書いたらいいんでしょう?と。けど、気持ちをそっちに向ける技も持っている。
全面的に前向きにそっちに書きますよ。
書けるだけ、書かせていただけるだけ、幸せですから。
ほかになにもできないんです、書くことしか。
感じて、書くことしか、できない。
今年も、書きます。書くんだろうと思います。
ただし、なるべく、ココロに沿った書き方をしていきます。
わたしのココロなんて、対象者には、媒体には、関係ないものだけど、
それでも、ひっそり、ココロを尽くして書くのです。
気づかれなくてもそうなんです。
全身全霊、全力。
ダレに気づかれなくても、そうなんです。
そして、ときどき気づいてくれる方があることも本当です。
「骨太な文章なので助かりました。いじるにもいじりやすい」と。
昨年末に近いお仕事で、言っていただきました。
気づいてくれる方もあるんだと、信じて、今年も書きます。
フリーライターなんてね。
肩書がないから、昇進もないし、自分の立ち位置がわからないんですよ。
気づいたら、娘か息子くらいの年齢の担当者にコキ使われる身です。
毎年、自分がどのくらい上昇しているかわからないんです。
尺度がないから。
でも、周囲の目線、自らの意思、自らのやる気で、測ることはできるでしょう。
偉くなりたいわけではない(社会的に)。存在を刻んでいく。
わたしのボスになるすべての方に敬意を表し、ときに叱咤し(年長者として)、
共に進んでいくことを、指針とします。
よろぴく。
フリーライターをねー、もっとちゃんとやらないと・汗。
しっかり稼がないと、呉に帰れないもん。渡航費・滞在費が出ない。
ますます身を削りますが、なるべく太ります・笑。今年の目標ね。
新年あけましておめでとうございます。
今年もなにとぞ、ご愛顧を賜れますよう、よろしくお願いいたします。
新年あけてもひまなので(家人が恒例の一人海外旅行で不在)、
のんびりしたり、悶悶としたり、寝たり、呑んだりの自由時間を過ごしています。
幸いにも、年明け一番に、講演のお話をいただいたので、
資料作りをしながら、自らを振り返るというか、
「いったい、わたしは、なにがしたいんだ!?」と向き合えています。
そんな中で。
ひとつ思ったのが、「できれば提灯記事はあんまり書きたくないなあ」
ってこと。
ご存知のように(?)、わたしはなんの権威もない一塊のフリーライターです。
ご依頼いただいた媒体に、ご依頼通りの記事を書きます。
いつぞや、書いても書いても基本直される媒体があり、
「辞めたいんだけど」と申し出たら、
「望まれることを汲み取って書けるのがプロ。個人的表現は要らない」
的なことを言われ、その場では「はあ、はい」と納得したふりを見せたものの、
ぜんぜん納得いかず、結局、出社拒否的にその仕事はおりました。
別段、「わたしに表現させて、わたしの表現は素敵だから」なんて
主張するつもりはさらさらありません。そんな偉そうな人間じゃない。
そんな淘汰された書き手ではないし。ボキャブラリもすくないし。
けれど、指示されるままに(個人的意図とは別に)書いて、勝手に直され、
それで「丸古玲子」のクレジットを載せてもらったところで抵抗感はあります。
「これ、あたしが書いたんじゃないから」。
言いたい。
つまり、提灯記事は書きたくないってことです。
もし、提灯記事なんだねえとわかっていても、すこしでも共感をもよおせば、
進んで書きます、芸能系の記事なんてそういうのが多いもんね。
このげーのー人をわたしはよく知らないけれど、逢えば好感が持てたし、
だから彼らの作る芝居に期待したいし、で、そういう方向性の記事は書ける。
長年フリーライターをやっていると。
好むと好まざるにかかわらず、会得するのです、筆の腕力を。
わたしはとくに、筆の腕力が強いほうだと自認します。
「こんな風に書いてほしいの」と言われれば、ぐいっと、力づくの筆でそうできる。
しかも、読み手に違和感を抱かせず。
きっと、すくなからずわたし自身に「惚れる」ということが起きているから。
一塊のフリーライターも、虫けらではないので。
かつて、「あなたなんて、わたしの小指よ」と言われました。
わたし(その人)が小指をちょいちょいするくらい簡単に切れる、ってことです。
また、「あなたの名刺は要らない、わたしのを渡すのがもったいないから」とも
言われたことがありました。結構、年季を重ねてからです。
頭になにも浮かびませんでした。わたしは虫けらか、ホコリなんだと。
わかっているので、とくになにかを感じる隙間がなかった。
ただ。
一緒にいた人が、まったくわたしをかばわなかったことに、限界を知りました。
えとと。
新年からなにをほざいているんだと、お思いですか?
いいんです。これが本年のホコリ → 誇りへの昇華です。
でもね、書くよ、いくらでも書きます、望まれたこと。
わたしは観察眼がたぶん鋭いほうなので、気づくんです。
こう書いたらいいんでしょう?と。けど、気持ちをそっちに向ける技も持っている。
全面的に前向きにそっちに書きますよ。
書けるだけ、書かせていただけるだけ、幸せですから。
ほかになにもできないんです、書くことしか。
感じて、書くことしか、できない。
今年も、書きます。書くんだろうと思います。
ただし、なるべく、ココロに沿った書き方をしていきます。
わたしのココロなんて、対象者には、媒体には、関係ないものだけど、
それでも、ひっそり、ココロを尽くして書くのです。
気づかれなくてもそうなんです。
全身全霊、全力。
ダレに気づかれなくても、そうなんです。
そして、ときどき気づいてくれる方があることも本当です。
「骨太な文章なので助かりました。いじるにもいじりやすい」と。
昨年末に近いお仕事で、言っていただきました。
気づいてくれる方もあるんだと、信じて、今年も書きます。
フリーライターなんてね。
肩書がないから、昇進もないし、自分の立ち位置がわからないんですよ。
気づいたら、娘か息子くらいの年齢の担当者にコキ使われる身です。
毎年、自分がどのくらい上昇しているかわからないんです。
尺度がないから。
でも、周囲の目線、自らの意思、自らのやる気で、測ることはできるでしょう。
偉くなりたいわけではない(社会的に)。存在を刻んでいく。
わたしのボスになるすべての方に敬意を表し、ときに叱咤し(年長者として)、
共に進んでいくことを、指針とします。
よろぴく。
フリーライターをねー、もっとちゃんとやらないと・汗。
しっかり稼がないと、呉に帰れないもん。渡航費・滞在費が出ない。
ますます身を削りますが、なるべく太ります・笑。今年の目標ね。
2020-01-02 17:46
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