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どこがほしいですか? [ライター仕事]

フリーライターとして主にインタビューがメインです。
自分がインタビュー得意とは間違いにも思わないけれど、
いつのころからかインタビューがメインでそのオーダーは多い、と思う。
有難いことです。
今日も2本やってきました。

人に話を聞くときは全力なので、結構エネルギー消耗します。
熱い熱いと火照った顔で汗をぬぐったり、眼鏡が蒸気で曇ったり。
鼻水がでかかってギリギリだったり。
エネルギー消耗するとお腹がすくんですね・笑。
で、途中、時間が取れるときはアイスとか食べる。
コーヒーフロートとか。なつかしくない? 〇〇フロート。
脳の糖質不足にはラムネが良いと聞いたけれど、
どうもわたしはラムネではなくソフトクリームなものを求めるらしい。
不思議です。フラットなときはそれほどソフトクリーム狂ではないのに、
取材と取材の間にはすこぶる求める。

「どこがほしいですか?」話のどこを原稿に落とすか、です。
このごろ手慣れた感じが出て来た自分にちょっと、おえっ、て思って。
たとえば30分のお話をいただいても原稿に書ける部分は制限がある。
極端だけど正味数分、2、3分ぶんかもしれない。
キャッチーな言葉とか、ほしがる。
マスコミュニケーションにおいては仕方がないとはいえ、ちょっと。
お互いに持ちうる時間とテンションの全力で話していることを、
直接面と向かうわたしは知っているから。
でも、ほしいところを、ほしいように、上手に汲み上げるのも仕事です。
センスが問われるの。

「ここを使ったのね、よろしい」と。
話てくれたほうにも喜んでもらいたいですね。

慣れていく自分に、喝。

インタビューしているときは、相手が丸ごと自分のもの。
その眼はわたしに注がれている、その声はわたしに語っている。
とても得難いことだと思うんです。

インタビューのプロと言われたくてやるのではない。
ただひたすらに目の前にいる人が全世界。
盲目的なこの感じって、あたしって幸せなのかもね。
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