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ははうえ様。 [手紙]

♪ ははうえさま お元気ですか
ゆうべ杉のこずえに
あかるくひかる星ひとつみつけました
星はみつめます
ははうえのようにとてもやさしく
わたしは星にはなします
くじけませんよ 男の子です
さびしくなったら はなしにきますね
いつか たぶん
それではまた おたよりします
ははうえさま
いっきゅう ♪

ほとんど突然に思い出しました。
アニメ『一休さん』のエンディング曲の歌詞。

これ。

手紙の原型だと思うんです。

『手紙、書きます』

……と、いきなりすぎる見出しで立ち上げたホームページ。
http://maruru5.wixsite.com/maruko
想いを伝えるお手伝いをしたいとココロ尽くして考えてのことです。

実際、需要があるのかどうかまだまだわからない段階なのですが・汗、
でも、わたしは、この活動をライフワークとして大事にしたい。

「地道にしなければならないですね」と。

人生の先輩のある方に激励されました。文字通り、
激しく=厳しく、励まされたのだと受け止めました。
人の想いを代筆するなんてちょっとやそっとのことじゃない。
相当の覚悟で引き受けていく。
もちろん、その人の代わりにその人の人生が生きられるわけじゃないから、
お手紙を代筆する“一瞬”の時間を憑依的に生きるだけ、です。
でも。

一瞬でもその人を生きるのだから、相当の覚悟が要る。
同時に。

軽やかでもある。言葉に出来なかった想いを言葉にする“変換”の軽やかさ。
(こんな言い方アレですけど)他人(=客観の生命体)であるからこそできること。
そんな風にありたいなと。

手紙って、うんうん悩みながら書くことで、
自分がどれだけ相手のことを思っているか、どんな風に思っているのか、
どれだけ好きなのかってことが、びっくりするくらいわかります。

ああ、こんなにもわたし、この人に伝えたかったんだなって。

こんなにもこんな風に好きだったんだなって。

自分を絞り出すような感覚によって浄化される。
自分をある種俯瞰して広々と広がる。
この広がりで相手を包みたいやさしい気持ちになる。
もちろん。
いろんな種類の手紙があるので一様に“好意”ではないかもだけど、
すくなくとも“最善”ではあるのじゃないかと思います。

そんでもって。

改めて味わうと、一休さんのこの歌、泣ける。

……ちょー泣ける!!!

母に逢いたさ、逢えなさ、ぐっとこらえる、そのいたいけなさ。
淋しくなったら話に来る、いつか、たぶん。

いつか、たぶん……。

そんな頼りなさったらない!なのにくじけない!

一休さんの最終回、号泣しました。子どもながらに号泣した。
アニメで号泣したのって、
『一休さん』と『ドロロンえん魔くん』ぐらいだよ。




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