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ファンレター。 [呉本くれぼん]

たまにですが。
このようなお手紙を頂戴します。
ファンレター.JPG
呉本、あるいは、江田島本を読んでくださった方から。

発刊以降、本当にたくさんの方に支えていただいています。
メールやコメントをもらったり、イベントに参加くださったり。
本屋さんの在庫をいつも教えてくださる方。
呉に、広島にいないわたしに代わって、わたし以上のことをしてくれる。

郷土史を掘り起こす活動を進めると、
「ワシの話も聞いてや」という情報をしばしばいただきます。
これ、すごいことだと思います。
戦中・戦後のお話は(時系列的に戦前はもうないでしょう)、
「あえて口を開かせる」無情なものでもあるのです。
そこを、話してもいいよ、と。
ときとして「長生きの理由が見つかった」とも。
わたしは、そこまでの責任は負えないと逃げだしそうな気持を見つけ、
そうではないよね? そう言うことじゃないよね?
お手紙と、本、自分と、話し合います。

いまね、歴史認識の本をちょいちょい読んでいて、
客観的に、中立に、第一資料に基づいて、反証可能を条件に見ることを、
学んでいます。
それは、「オーラルヒストリーは信憑性が低い」ことも示します。

けれど。

わたしは専門家ではないし、勝手に感じる使命の元に、
あえて、オーラルヒストリーにこだわる。
もちろん、史実を軸にします、これは思想ではないのだから。

心、なんですよね。
尊いのは、語ってくれる、それ自体。




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