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74年前の今日7月1日、2日にかけて呉空襲。 [呉本くれぼん]

74年前の1945(昭和20)年、7月1日の夜半から2日にかけて、
呉の町は激しい空襲を受けました。『呉空襲』と呼ばれる史実です。
先の大戦が終わるほんのすこし前のこと。
けど。
もうすぐ戦争が終わるなんて、だれも思わないし知らなかったよね・・・。

昨年発刊した『呉本』は、この呉空襲のことを知りたくて、が、
入り口でした。
どうしてわたし、この歳になるまで、
そんな大きな歴史を知らなかったんだろうと、無性に焦って。
すごく自分に腹を立てて。
それでがむしゃらに調べ始めて。
『呉本』の第一章、二章、三章は、主に呉空襲のお話です。

『ふうちゃんのそら』っていうね、本当の体験をもとにした
絵本と紙芝居があるんです。
ふうちゃん絵本.jpg
中峠房江さんの体験を、呉在住の絵本作家・よこみちけいこさんが描かれた。

昨年のこの時期、わたしは呉にいて、
昭和北小学校の『ふうちゃんのそら』読み聞かせを見学させてもらった。
ふうちゃん葉書.jpg
子どもたちの真剣な目と耳を思い出します。

昭和20年の呉は、同年3月~7月のたった5カ月間に
大きな空襲だけで14回、うち6回がさらに激しいもので、
呉の市街地が焼け野原になった今日明日の呉空襲ほか、
呉や江田島の湾岸に停泊していた戦艦などを狙ったもの、
工廠を狙ったもの、「呉沖海空戦」という戦闘もありました。
呉戦災を記録する会の朝倉さんに教わって、理解するまで時間かかったなあ。

くれぼん呉本大和② - コピー (2).JPG
「普通」って言葉の意味の重さ。
もいちど最初からページをめくってみよと思う。
自分が書いた本だけど、あのときの自分を感じ直したい。



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