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知る。 [呉]

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この正月から始めた地元・呉の勉強。
第一弾として「呉市制100周年記念版 呉の歴史」やっとこ読了。

知る、とは、こういうことなんだなあ。

呉市役所・市史編さんの方に「すくなくとも江戸後期から」と言われましたが、
せっかくなので旧石器時代から始めました。
「丸子山古墳」とか出てきて、ありゃ、もしかしてわが家のルーツ?なんて。
どうやら呉は、遣唐使の時代にも造船の実績があるようです。

また、呉(くれ)の由来は、おおかたの説として、
「呉市の周辺は九つの峰で囲まれているため、これを呉(九嶺)としてあやかり」ですが、
造船用材の「榑(くれ)」という木材が名産だったから、という説もこの本で知りました。

ずいぶん分厚いので最初はどーなることやら?だったけど、読んでみると、
非常に客観的な史実・事実・数字を重ねた、「ざっくり」としたもの。
「これはあとから詳しく調べんといかんな」な気になる点をメモしながら、
(受験勉強を思い出す!)時の流れを追っていく。

すこしずつ、すこしずつ、知っていく。すると、
何度もページを開いて見ていたはずなのに、ちっとも実感がなかった、たとえば、
「大和ミュージアム」公式ガイドブックに書かれていた事柄や名前に、
「ああ、そういうことか!」
初めて、そこに、“意味”や“実体”が生まれた。

もう、見ず知らずの言葉じゃない。字面だけの言葉じゃない。
カタチと温度を持って、そこに存在するものになっていく。

これが、知る、ということなんだなあ、と。

プロのスピ系友人に言わせると、
「まるこさんは双子座だから知るのが大事」なんだそう。

知らないことが、わたしをもっとも不安に陥れる。

うん、確かにそういうとこ、あるかも。

もちろん、知らなくていいこともたくさんある。でも、わたしの場合、
「それはこういう理由で知らないでいたい」と、ちゃんとした裏付けがある。
無意識に知らないのではなく、意識的に知らない、ということ。
やっぱり、わたしにとって“知る”は、大事なファクターなのでしょう。

ただ、やみくもに“知る”が目的じゃない。“知る”ための“知る”ではない。
“知る”から感じること、見えてくるもの、それまでの様相を変えるもの。
ゲシュタルトの転換が、わたしを新しい場所へと連れていく。

よし。

呉の勉強第ニ弾は、「戦艦大和」付近です。
あー、艦艇をずらりと並べた図鑑とかほしくなるっ!!

最終的には人々の想いへと入っていきたい、同じ風景に立ちたい、だからこそ、
まずは事実を事実として受け止め、“知る”を重ねていきます。

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