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mahalo! [つれづれ]

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mahalo!マハロは、ハワイ語で「ありがとう」のこと。

今年2020年は、わたしには総じて「善い年」でした。
だからすべてに、mahalo!

うちの前の運河をゆく天ぷら船(屋形船)から発動した大騒動。
窓から眺めながら「気の毒だな」と思っていたのが、
全国に、全世界に、地球に広がっていきました。

二月末に『呉本』の姉妹本たる『江田島本』を発刊し、
すわ!と意気込んだところに大打撃。なんか。
江田島本がすごーく前のことに感じてしまうなあ・笑。
けれど、案外と着々と、自室の在庫は減ってきています。
そして、ここへきて、『呉本』のご所望がつながってきました。

物事は、ときに、熟成の時間を必要とするのだなあ。

逢いたい人に逢えない、やりたいことができない、フラはお休み。
はじめこそジリジリしましたが、振り返ってみれば、
必要な「じっとする」時間でした。

神様のメッセージをダウンロードすべく・笑、眠り続け、
がらがらと崩れていく自分を赦す試みをし、
ほしかったのはこれだと思える答えに、ひとつずつ出会う。
とくに、秋以降、わたしを包む環境は大きく転換したと思う。

そして、わたしのココロのお掃除も、すこしずつ、すこしずつ。

大みそかの今日は前半おおいに働いて(掃除が今日になった・テヘ)、
午後は自分をいたわる時間に。大切な人を想う時間に。

想いはエネルギー。

大きくうねった今年から来年のつなぎめは、静かにあたたかく過ごす。
下手に意気込んだり、キャパオーバーの目標を立てたりしない。
いまが、人生。
この瞬間に思いを致し、きちんと着地して、来る時間の中へ入っていく感じ。

まあ、ただ、風の時代に移行したってことで、完全に女性の時代・笑。
感性、たおやかさ、踏ん張り、ニンマリ笑顔。
「わたしがいいと感じることを、わたしの好きな人たちと、やっていく」。

なんかねー。

やっとスタートラインに立った感じなんす。いまかいっ。

だから、mahalo!



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いま、知れてよかった。 [つれづれ]

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年末ですね。
今年のうちに知れてよかった、ということが、
ここ数カ月に集中しています。
いや、わたしは毎年ぐだぐだしている間に年越しで、
あまり、大みそかや、初日の出に、かか患わない性分なのですが。
今年はちょっと違うと、多くの方が感じているのでしょう。

写真は、ゴーツーぎりぎりで滑り込んだ鳥取県境港市の風景です。
当初の予定では帰呉していましたが、政府のごたごたで頓挫した。
いえ。
自分で決めた流れです、政府なんかのせいにはしたくないですね。

本来なら家人も気楽な年末年始旅に出る予定でした。
(そして、わたしは、気楽な一人時間の予定でした・汗)
けれどままならぬ情勢で、急遽、鬼太郎の町へと赴くことに。
よかったです。だらだらとホテルで寝続けました。
たぶん、たくさん「ダウンロード」する必要があったのだと自覚します。

「人生とは、いま」。

ここ1、2カ月で知りえた石川真理子先生の言葉です。
深く納得しました。ああ、わたしもずっとそう思ってきたんだ、と。
明日の命はだれにも確証がない、だから、
年長だからと、先に逝くからと、いつも首をかしげていた。
そこをちゃんと表現してもらった感じです。
わたしも、明日は、一瞬先は、わからないと常々感じています。
だからと言って、いまに、常に全力投球ではないけれど・汗、
「いつ逝っても後悔ない」とわかっているし、そこそこ準備もしています。
そうなったら連絡してほしい人とかね、ちゃんと記したり。

そして、年末にふさわしいかわからないけれど見た映画。
『日本独立』。
予算の掛けられなかった制作だなーと、マスコミの端くれにいたわたしには
わかる映像でしたが、見るうちにそんなことはどうでもよくなった。
ずっとね。
わからなかったの。
つか、うなづけなかったことがあって。
それは。

戦後のGHQの洗脳により日本人は犯されたという神話。
うーん。そうなのかな。
ずっとわからないでいました。それが、これですこしわかりました。

わたしに響いたのは、小林秀雄氏(評論家、哲学者)の台詞でした。
GHQが行おうとしているのは、
戦線のあのときに共にいながら、散ってしまった命、魂と、
生き残った、あるいは生まれ来る魂とを、分断すること。

ああ、それだ。

耳の奥に、すとんと、落ちました。

だれかのせいにして、GHQのせいにして、プロパガンダのせいにして、
「あんたのせいでおれらはこうなったんだ!」と憤るの、
どうも解せなかった。そうなのかな、そうかもしれないけれど、最たるは、
日本人が日本に生まれた気概や自負に実感が持てなくなった、あるいは、
日本人の気概を持つことを拒否したためではないか。
はい。
ずっと、そう思ってて。ただ、裏付けがなくて。

たしかに外から注入された洗脳はあったと思う。でも。
犯されたのは、わたし、だから。
自分だから。そこに自分の一片の責任もないとは言えないんじゃないか。

やっと、今日、映画の帰り道で、
「日本人に、日本に、生まれてよかったなあ」と思いました。

血と命を削っていまの時代につなげてくれた先人に対し、
やっと、等身大の感謝を抱くことができた。
すると、現実の目に見える人々も、愛しく見えてきた。
わたしも、この人たちも、あの魂のおかげでいまを謳歌しているのだ。
知らなくてもいい、たぶん、血と魂はわかっているから、と。

いやはや。
そういう意味では騒がしい今年であり、この年末です。
10月くらいに一度、ぐしゃぐしゃに自分が壊れ、それを自覚し、
徹底的に壊れた中から、眠りながらいまに至る。
ほんと、こんなに眠いのって生まれて初めてかもしれない・笑。
あのとき壊れたから、いまにつながったのだと、ほんと、思います。

ま。

一瞬先はだれにもわからないけれどね。
それくらいがちょうどいいの。人生とは、いま、だから。

明日は月が見えないかもだけど、お空の雲の上ではちゃんと満月だから。

ちいさなわたしが心配しなくてもよろし。そーゆーの。
ホッとします[わーい(嬉しい顔)]





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魂、持っていかれる……! [つれづれ]

メリークリスマス。父方の祖母も今日が誕生日でした。
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今朝の朝焼けは本当に見事でね。吸い込まれる。
何度朝が来ても、いつもうっとり見惚れます、晴れていれば・笑。

3、4日前、わたしのぜんぶを妙な気配が支配して、
一日うつらうつら、寝入りはしないのだけど、眠いような。
うう、魂、持ってかれる・・・!・・・って思った・苦笑。
横になるといままで感じたことのない気配の中に入るような。
ここはどこだろう、わたしはどっちを向いているのだろう。
そんなうつらうつらが一日、続きました。

魂、どこに持ってかれちゃったんだろう・笑。

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もう5年も6年も前にテレビ放映されたのを録画して、
なんだかちっとも見たい気がしなくてほうっておいたんだけど、
魂を持っていかれてから(笑)、突然見たくなって見ました。
いやさ。
だから。
わたしの魂も「月」に持ってかれた!・・・なんて言わないよ。
素敵な映画でした。

やさしくて、やさしくて、やさしくて、やさしくてたまらない。
辛いことや悲しいこともいっぱいなんだけど、根底はやさしいの。

わたしもやさしい声になりたい、なろう、なる、です。

あのとき、わたしの魂は、確かに持っていかれたんだよね、きっと。
そこできっとやさしく撫でてもらって返ってきた。


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落ち着いてインフォデミック。 [くどくど]

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ゴーツーが使えなくなったので、年末の帰呉は残念ながらお流れ。
泣くよ、ほんと、泣く。
呉でいっぱい活動したかったし、遊びたかったし、飲みたかった。
逢いたい人に逢いたかった。

夏だっけ、秋だっけ。
ニュースのトップから新型コロナが消えたことがあったよね。
感染者数(正しくは、PCR検査により発覚した陽性者)が減ったから、
みんな興味を失ったみたいに。

それが、晩秋からの猛烈な増加で一変、つーか、逆戻り。
この現状、インフォデミック。

インフォデミックは、information(情報)+epidemic(エピデミック)。
で、エピデミックとは、
『医療・公衆衛生で、一定の地域や集団において、
ある疾病の罹患者が、通常の予測を超えて大量に発生すること。
インフルエンザなどの感染症が特定の地域で流行すること。
これが世界各地で同時に発生した状態をパンデミックという。』
web辞書より引用。

つまり、感染症の大量発生が、情報(メディア)によってあおられ、
あおられ、いっそう激しく、現状を超越して蔓延していってる状態を指す、らしい。

あー。そーだよねー!

小林よしのり氏の『ゴーマニズム宣言シリーズ コロナ論』で知る。
これが正解とか、これがすべとては言わないけれど、
狂った現状を冷静に見る軸は取れると思う。
2、3日前、スウェーデンの国王が「我々の政策は失敗した」と
新型コロナの対応について異例の批判をした!というニュースが飛び込み、
ええっ!
いよいよスウェーデンも危ないのか、緩和政策はやっぱまずかったのか!?
・・・と、踊らされかかった。

が。

そもそも政治発言をしてはならない国王が、
新型コロナの一政策に口出しするはずがないことと、
よくよく調べたら、今年一年を振り返ってどうか?の総論であり、
新型コロナによって死者を多数出してしまったことへの
国民への真摯な心寄せだったことが、わかった。

ふー! あぶねっ。踊らされかかったよー・汗。

日本でいうなら天皇が「新型コロナを抑えられず申し訳ない」とか
言うと思う? いいませんね。

よしりんのコロナ論で、なるほどーと思ったのは、
12月24日発刊の『2』(予約していたから早く届いたんだな、きっと)に、
日本テレビの元プロデューサー井原高忠氏の著書の引用部分だった。
この人、いろんなデッチアゲ番組を制作し、24時間テレビの初代らしい。

デッチアゲ番組ではあるけれど、そこは世の中も理解していた時代がある。
バカじゃねー、まさかぁー、と言いながら楽しんで見る妥協の世界。
成立していた。
まるで、縁日の怪しい見世物小屋と一緒だって。
「大イタチ」といえば「大きな板に血(赤色)を塗ったもの」は、
見るほうもある程度はわかったうえで、ドキドキワクワクする。

テレビというのはそういう世界だって。奇術師の箱だったんだって。
わたしが一番納得したのは、
テレビで勉強すると思うな、学びってのは金を払って授かるもんだ、ての。

そのとおり!

なんで「テレビが言っていたから正しい」なんだ? 
現代においてはネットも同様。なんでみんな必死にスマホ見てるの?
「本当は嫌だけど、視聴率が取れるからやっている」とテレビ制作側が
弁解し始めたら、おしまい、だって。そりゃそうだ!

「新型コロナが怖い」って、なにが怖いのだろう。
うつるのが怖い? 死ぬのが怖い? 隔離が怖い?

いや。村八分にされるのが怖いんだ。

同調圧力ってやつらしい。恐るべきは群集心理。
かく言うわたしも、マスクは常時しています、ときどき忘れるけれど、
エレベータで気づくからわざわざ取りに戻る(内の視線が痛くて)。
なんか・・・経験ないけど、「戦中もこんなではなかったか?」という
意見にうなづくんだなあ。

見張り合い、刺し合う。

いえ、この自粛期間は、わたし個人にとっては悪いものではなかったです。
仕事との向き合い方を考え、なにを選択していくかを考え、
人間関係を考え、信じることを学び、自分のこころの声を聞き、
だれに強要されるでもなく「自分」に出会う方法を感じました。

だから、スイッチの切り替えには適していた。けれど、
そろそろ「冷静になろうよ」とも、思い始めた。

宣誓。
年が明けたら2月くらいに必ず帰呉します!
ぐだぐだしていた心身をひっぱたいて成すべきことを成します。
同調圧力に屈することなく、常に「わたしはなにを選択する?」を問います。
信じることを怖がりません。逢いたい人に逢いに行きます。
もちろん、逢いたがってくださる人がいれば、ホイホイ行きます。

沈黙も、ときには、よろし。
ただでさえ、ふたご座は(わたしね)辛いときほどしゃべれないのです。
話し出したとすれば、辛いときを越えたことになる。
いーねー。

新型コロナ(ウイルス)を軽視はしないけど、正しく恐れる。
わたしもインフルで苦しい経験を何度かしていますからね。
問題のすり替えはしない。
ここ東京は、いまや忘れ去られた都民ファーストの長が、
なんだか体のいいコピーばかり流布するのでうんざりです。

自分の芯を、持とう。うん。

一瞬先の命はだれもだれにもわからないものです。
年寄りだから先に逝くね、は、あるようで、無いのです。わたしはそう思ってる。
わたしも一瞬後には、ぱちんと消えているかもしれない。
それでいいのです。それでーいーのだー。
いま、生きていれば、いいじゃないっすか。
いま、大事なものを大事だと感じて、愛するものを愛して、それだけ。
ちなみに。

「愛」=「LOVE」(多くの場合、異性間の)の概念は、
日本にはごく近年になって採用されたようですね。
「愛」の大和言葉は「かなし」。悲しい、じゃないですよ。
いとしい、いたいけない、まもりたい、かわいい。

せっかく日本に生まれたのだから、「愛(かな)し」の精神でわたしはいましょう。

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エターナルフレーム。 [ぐだぐだ]

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エターナルフレーム。
1989年に全米で第1位となった、バングルスのヒット曲。
邦題は「胸いっぱいの愛」だ、そうな。

エターナルフレーム、正確な?意味は、
「大地から燃えあがった永遠の焔」。
戦没者や死者の墓の前に焚かれる炎のことだそう。
ネットで拾ってきた↑の写真のように。

なぜだか思い出して歌えるように練習してみたりして。
あまり難しい英語は使われていない、とてもシンプルで、
とてつもなくストレート。
ちょっと・・・こっぱずかしいかもね。

でも、「call my name」ではなく「say my name」であるとことか、
(「呼んで」ではなく「言って」)
これはエターナルフレームなの?と疑問符で閉じられるあたりが、
なんだかわたしには響くのです。

The Bangles - Eternal Flame - YouTube
お時間があれば試してみて。

なぜ生まれたのかな、どう生きたらいいのかな、というとき、
ちょっとこれは思い出してよかったかなって。
思うのです。

切なくも尊く永遠の炎。火の揺らぎはこころを鎮めます。

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