増刷か、続編か。

『呉本』の手元の在庫が無くなり、Amazon完売、
いよいよ呉のゆめタウン啓文社さんと、大和ミュージアムぶん、
制服のフジさんぶんも完売しました。
ほかのお取り扱い店を在庫を足しても20冊に届かない。
なかなか出ないお店さんから引き上げ、ゆめタウン啓文社さんに送ると、
わずかな数でも並べてくださり、ご要望に応じて購入していただける。
うーん。
増刷するかどうか、すこしばかり悩みます。
けれど、心の中の「増刷しない、するなら続編」も本音。
まずは、店頭に並んで出ずに久しいとこから、ニーズのあるとこへ。
はてさて、まだニーズがあるのか。きっと、ある。
地元の力強さに託す。

続編は、すぐには取り掛かれない。まだ二冊分の制作の疲労が癒しきれない。
それでも、「テーマはこれだな」「あそこを取材したいな」の欲望の粒は、
ちいさくふつふつと湧いていく。

呉本のときは、「これ一冊で力尽きていいや」と思った。
江田島本では、「姉妹を産んだからこれで揃った」と思った。
なのに、「呉本　続編が、要るんじゃないか？」と妄想する最近。

わたしの中の熱の塊をちょっとずつ、丸めて固めて大きくしているところ。
燃やし続ける燃料に自信があるかを見極めているところ。